TOPtrouble>File No【1】

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 信号が青になり、いつものようにクラッチをあげ、アクセルを軽く煽る。
「ブオン、プスンプスン・・・・・・・・・」
すると力なさげに回転数が落ちて。。。 「え?エンスト?うわーはずかしい。。。」と赤面しつつ、急いでキーを捻る。
「ブオン、プスンプスン・・・・・・・・・」
エンジンは軽くうなってすぐに回転数が落ちていく。。 何回か試しているうちに、セルしか回らなくなった。
 とりあえず、その場所は邪魔なのですぐに移動を試みる。 と言っても、一人で乗っていたので、降りて窓から手を突っ込んで重いステアリングを握りながら押し始めた。 幸い周囲の車の人たちは良心的な人が多く、怪訝そうな顔をしながらもクラクションも鳴らさずに避けて行ってくれた。
「へぇーこんないい車でも壊れるんだー」
 その中の一台のトラックの運転手さんが降りてきてくれて一緒に押してくれた。 側道に寄せるのは距離がありすぎて危険なので、あまり右折車が居ない交差点ということもあり、右折レーンに入れる事にした。
【発生】  「だんだん天気がやばくなってきたなあー」

まだ火曜日ということもあってか、暗い顔で空を見上げていた。
事件の起きた道路は片道三車線の大きい通りで、私は一番右の車線(もう一つ横には右折車線あり)先頭で信号につかまっていた。

仕事が何とか無事に終わり、大手町から銀座を抜けて帰ろうとしていた。 【engine trouble】

さて、JAF男性@氏が去ってから、放心状態で待つ事、約十分。
JAF男性A氏が積載車で登場。さすがJAF、素早い対応で安心する。
「この間もポルシェを乗っけたよー」
とJAF男性A氏の微妙に明るいトークに励まされながら・・・・・
銀ボクと私はトラックに積載され、小雨の振る中家路についた。
・五キロ以上のレッカーは自己負担。
九,〇〇〇円(六〇〇円×十五キロ)+首都高代金七〇〇円
【現地対応A】  「さてどこに電話するかな」しばし考えた。
 「アイメックさんは定休日か。。JAFか、それともエマージェンシーサービスか」
結果、エマージェンシーサービスにかける事にした。 「プルル・・」と呼び出し音が鳴るか鳴らないかで女性オペレーターが出た。 「すみません、車が停まって、エンジンがかからないんですが・・・」と弱々しく言って見た。
症状、場所、どこに修理に出すか、JAF会員かどうかを丁寧に確認された。
JAF会員であると答えると、「でしたらJAFさんの方がお安くレッカーできると思います。 こちらでもお受けできますので何かございましたらもう一度連絡をください」と言われ、JAFに連絡をする事に決めた。
 そしてJAFに連絡、気を落ち着かせるためにタバコに火をつける。いつの間にか小雨が降り出していた。
落ち着いて考えてみると、「中古とはいえ納車されてまだ二ヶ月。壊れるのは早過ぎないか?」
「エンジンが壊れた不安」と「あーあーあんな所で停まってしまって、という周りの視線」を感じつつ、購入したディーラーに電話をする。
「購入二ヶ月で壊れるとは何事だ!何のための納車整備だったんだ!キッチリ直せ!」 とさっきの弱々しさは何処にやら、いきまいてみたりしながら、しばし待つ事十分。 ライトバンで颯爽と現れたJAF男性@氏の第一声「ここじゃ邪魔なので、左に寄せましょう」
牽引フックを取り付け、引っ張ってもらう。 しかし、エンジンが掛かっていないとステアリングは重いし、ブレーキも効かないし、怖い怖い。 無事、路肩に停めると早速原因の究明。 JAF男性@氏見解はガス切れが一番多いとの事。しかしガスメーターではまだ八分目程はある。 ガスメーターの故障もあるとの事で、十リットルのガスを補充してもらう。 しかし、全く症状は変わらず・・・・ 「積載車を呼びます」との一言を残してJAF男性@氏は去っていった。
・ハイオク十リットル分の費用、一,三〇〇円(一三〇円×十リットル)
【現地対応@】

 数日してから購入ディーラーから電話がかかってきた。約十三万円との事。その頃は、まだボクスターの修理代、パーツ代の洗礼を、あまり受けていないウブな状態だったのでびっくりした。 「それを全部請求するの?買って二ヶ月だよ?」と言ってみたが、「いやあ、もう三千キロ以上走られてますし、、普段の点検で分かる場所でもないですので。。」との事。 確かに、「普段の点検でフューエルポンプなんて調べないよなあー」と思ったが、では修理代金の明細を見せてね、と言ってその場は終わる。
 「レッカー代」一五,〇〇〇円・・・(おいおい、うちから修理工場まで二キロ位じゃないか)
 「フューエルポンプ交換」一二〇,〇〇〇円くらい(んー部品代だけだと三〜四万円じゃないか。。。工賃高いなあ。。)
つーことで、少々ごねて最終一〇〇,〇〇〇円で落札(笑
・修理代金、ごねて一〇〇,〇〇〇円

後日ポルシェのエマージェンシーサービスから電話があり「先日の故障の件はどうなりましたでしょうか?大丈夫ですか?」と確認があった。 直った旨を伝えると、「では、この件はCLOSEさせていただきます」との事。ふむ、なかなかしっかりしてます。

【後日談】  翌日、動かない悲しい銀ボクは、我が家の縦二台駐車場のもう一台のセダンの思いっきり邪魔になっていた。これじゃ、二台とも使えない。。。 「早くとりに来て」と購入ディーラーに連絡。一応、担当営業さんがすぐに取りに来てくれた。 この営業さんは悪い人じゃないので、こちらも余り強く言う事はしない。「とにかく早く直してね」乗りたい盛りの私は言った。 そしてまたもや積載車に積まれて、銀ボクは去っていった。
 二日後、修理工場が近かったので、自転車でフラリと寄って見た。
  私 「どうです?故障個所わかりました?」
  メカニックさん 「あ、直ってますよ。もう平気ですよ」
  私 「お、本当?原因はなんでした?」
  メカニックさん 「フューエルポンプです。どうやら古いタイプのでしたので、新しい品番のに変えておきました。全然燃料噴射しませんでしたよ」
 実に早い。最低一週間は覚悟していたのだけど、これは宜しい。 なるほど、それじゃエンジンかからないわけだ。 早速、購入ディーラーに、「直っているから、持っていくよ。修理代金に関しては後で話し合おう」と連絡。
この時、当然購入二ヶ月なので「無料とまでは行かないが、半分くらいは持ってくれるかなあ?」なんて淡い期待をもっていたが・・
【故障個所判明/修理】